2014年11月18日

旭山動物園 未来のスケッチ 遠藤功

北海道の旭山動物園の再建から学ぶ経営学。

友人の勧めで読んでみた。



96年に26万人まで落ち込んだ入園者数が上野動物園を超える300万人を超えるまで人気になった秘訣は?

4年前に実際に訪れたこともあり、興味を持って読むことができた。
現場力
差別化戦略
 差別化は際立つこと。これは理念に基づいたものでなければ長続きしない。
失敗を許す風土
 現場主導で改革が進むのはこの価値観
アウトプットの重要性
など、多くを学べたが、一番は「理念経営の重要性」だ。

彼らの使命は、動物たちの命の輝きを伝えること。

動物たちの命の価値に差はない。

いままでにない動物たちの行動展示が動物園にイノベーションを起こしたのだ。


20名の飼育員一人一人が動物を動物園を愛し、理念を信じ続けるから出来たのだ。

予算も人もないどん底の状態から這い上がれたのは、その時皆で描いた14枚のスケッチ。

自分たちが作りたい夢や理想をスケッチに描いた。

それは動物たちの本当の姿と触れあえる今までになかったもの。

そのスケッチがが危機に立ち向かう原動力になり、多くの人を動かした。

スケッチに具体的に描いたものは必ず実現するのだ。


信念は風化する というくだりも勉強になった。

多くの会社が掲げている企業理念や使命、信念はどうしてうまくワークしないのか?

それは、腹に落ちるまでの理解と強烈な体験が欠けているからである。

頭ではなく身体で”経験”して初めて信念が分かるのだ。

なかなかの良書です。

未来のスケッチ


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Posted by ベンチャー社長ブログ at 18:07│Comments(0)私の読書
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